【助産師監修】産後:胸が張るまで

更新日:8月20日

▼目次
産後胸が張るまでに大切なこと
寝たままでできる! 産後すぐから行える胸が張る前のセルフケア
ラッチオン練習
ラッチオンのポイント
 


産後胸が張るまでに大切なこと


母乳を作るプロラクチン濃度が一番高いのは、出産直後です。

有効な授乳・搾乳・セルフケアなどの刺激をしない場合、準備されたプロラクチン濃度は1~2週間程度で妊娠前に戻ってしまいます。


産後胸が張る前の時期に、授乳や搾乳を行ってプロラクチン濃度を保つことは、母乳が作られるためにとても大切です。


一方、陣痛を起こしたり、産後の子宮を収縮させて胎盤が剥がれたところからの出血を止めたり、母乳を出すためのオキシトシンは、授乳などの乳頭刺激に反応します。 産後は、ママの身体もまだ辛いですよね。

赤ちゃんだって生まれたばかりで、まだ外の生活に適応していく途中です。

帝王切開後や処置などですぐ動けなかったり、赤ちゃんが保育器に入ったり、思うように一緒にいられない場合もあります。 すぐに授乳できない場合や、赤ちゃんが上手く吸えない場合は、体調が許せばなるべく早い時期からプロラクチンを保ち、オキシトシンを刺激するセルフケアを始めましょう。



 

20220403追記

産後すぐからの初乳には、免疫物質の分泌型IgAが多く含まれています。初乳の黄色はカロチンだそうです。

母乳が出始める産後2~3日目になると、赤ちゃんは成長のためにカロリーが必要となり、母乳は乳頭や脂肪が増えてきます。

産後9日目に入ると、母乳は前回出された分を作るようになります。

引用参考文献 これでナットク母乳育児 p40


 

赤ちゃんはまだ母乳の1回量は少ないので、頻回に授乳する必要がおっぱいにも赤ちゃんにもあるというわけですね。


母乳が出始める産後2~3日(大体2-7日くらいといわれています)には、母乳量と脂肪球が増えることで、飲みだされない分はしこりとして硬く残ることがあります。

痛みはなくなっていますが、授乳後も胸が硬い感じです。

場所塞ぎをして