【助産師監修】張り始めた数日が母乳を増やすベストタイミング(②うつ乳の注意点)

<この時期の注意点> 産後数日に胸が張りはじめる【うつ乳】の時期に大切なことは、母乳が作られ始めたらすぐに対応を始めることです。

そのために、張り始める前に授乳の練習や乳頭乳輪のケアをしっかり行いましょう(張り始める前のケア参照)


搾ると張り返すからと母乳をあまり絞らずに冷やすのは、卒乳断乳のケアに似ています。 卒乳断乳は、母乳の中に入っている断乳因子を働かせるために、意図的に母乳が全体に同じように溜まっている状態を作ることで母乳を減らしていきます。

断乳スイッチが入るまでは48時間くらい。この間に母乳があまり出されずに経過すると、徐々に胸の張りは収まっていきますが、同時に母乳量は抑えられて行ってしまいます。

全体が同じように張っていればまだよいですが、部分的に強く張りすぎると乳腺炎担てしまう場合もあります。

母乳を絞ると張り返すからなるべく絞らずに冷やしたり、赤ちゃんが母乳を吸っているように見えても、母乳を上手に飲めずに母乳を吸い出せないままになってしまうと、意図せず母乳を減らす方向になってしまうんです。(ラッチオン参照) 母乳希望の方や、混合希望の方は、この時期は母乳が増える方向に(母乳を出していく方向)セルフケアを行う必要があります。 入院中に張り始める方も多いので、上手にラッチオン(授乳の方法)できるまで、母乳のプロである助産師の指導をしっかり受けましょう。 そうはいっても、お産後母子の体調や状況によって授乳が難しい場合もありますし、翌日まで赤ちゃんを預けるシステムの産院もあります。 母乳にこだわりはないけど母乳が出ると良いなという方も含めて、そういった場合は、一人でもできるセルフケアを行いましょう。